WIMAXのキャンペーンは、似たり寄ったりのキャンペーンがたくさんあり、比較の際とても混乱します。
わかりやすく比較する為のポイントは、
- 実際の費用が安いか?
- 実質の費用が安いか?
この2つです。
今回、「実際の費用」と「実質の費用」の調べ方と、WIMAXを初めて契約する人にとって「今」一番お得なプロバイダを調べました。
「今」一番安いプロバイダは?
GMOとくとくBBが1位
実際の費用、実質の費用どちらにおいても、GMOとくとくBBの月額割引キャンペーンがランキング1位になりました。
実際の費用ランキング1位
実際の費用=(キャッシュバック前の金額)-(月額割引)
口座やクレジットカードに実際に請求される3年総額の費用です。
月額割引きキャンペーン
過去ランキング1位
- 2020/4:GMOとくとくBB月額料金キャンペーン
- 2020/5:GMOとくとくBB月額料金キャンペーン
実質の費用ランキング1位
実質の費用=(実際の費用)-(キャッシュバックの金額)
実際に請求されう金額ではありませんが、キャッシュバックを受取った後の3年総額の費用です。
月額割引きキャンペーン
過去ランキング1位
- 2020/4:GMOとくとくBBキャッシュバックキャンペーン
- 2020/5:GMOとくとくBB月額料金キャンペーン
GMO3つ目のキャンペーン
GMO3つ目のキャンペーンは、価格コム独自のキャンペーンです。同じ会社でキャンペーンが3つ同時に走っているのはGMOぐらいです。
申込むとき間違わないようにしないといけません。
実際の費用 | 実質の費用 | |
平均 | 4503円 | 3613円 |
総額 | 162,096円 | 130,076円 |
広告表示と、表内の金額が違いますが、ここは注意が必要です。こうした「落し穴」をこの記事にまとめています。
GMOとくとくBB口コミまとめ
3年総額ランキング
今回、WIMAXプロバイダ(18社)だけでなく、どんなときもWi-FiなどクラウドWi-Fi(3社)も、「実際の費用」と「実質の費用」の2つの基準でランキングしました。
「実際の費用3年総額」ランキング
キャッシュバック適用前で、月額割引適用後の実際に請求される金額の安い順ランキングです。
実際の費用
順位 | プロバイダ | CB前の金額 | 端末代 |
---|---|---|---|
1位 | DTI | 126,670円 | 無料 |
2位 | Broad WiMAX | 128,626円 | 無料 |
3位 | 縛りなしWiFi(WiMAXプラン) | 129,600円 | 0円レンタル |
4位 | カシモWIMAX | 132,668円 | 無料 |
5位 | 朝日ネット | 132,990円 | 無料 |
6位 | GMOとくとくbb(月割引) | 135,016円 | 無料 |
7位タイ | UQ WIMAX | 139,680円 | 無料 |
7位タイ | MUGEN WIFI(アドバイスプラン) | 139,680円 | 0円レンタル |
9位 | hi-ho | 144,940円 | 無料 |
10位 | ソネット | 145,656円 | 無料 |
新規受付停止中
通信品質が安定しておらず、新型コロナの影響で新規受付終了しています。
仕組は格安スマホと似ていて、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を借りているので仕方ないかもしれません。
現時点では今後の進歩に期待ということろです。
「実質の費用3年総額」ランキング
「実際の費用」から、さらにキャッシュバックを差し引いた実質の費用の安い順ランキング上位10社です。
実質の費用
順位 | プロバイダ | CBの金額 | CB後の金額 | 端末代 |
---|---|---|---|---|
2位 | GMOとくとくbb(CB) | 31,000円 | 126,272円 | 無料 |
3位 | DTI | 126,670円 | 無料 | |
4位 | Broad WiMAX | 128,626円 | 無料 | |
5位 | 縛り無しWiFi(WiMAXプラン) | 129,600円 | 0円レンタル | |
6位 | GMOとくとくbb(月割引) | 3000円 | 132,016円 | 無料 |
7位 | カシモWIMAX | 132,668円 | 無料 | |
8位 | 朝日ネット | 132,990円 | 無料 | |
9位タイ | UQ WIMAX | 139,680円 | 139,680円 | 無料 |
9位タイ | MUGEN WIFI(アドバイスプラン) | 139,680円 | 139,680円 | 無料 |
1位 | BIGLOBE | 15,000円 | 143,500円 | 別途19,200円 |
表に含まれない費用に注意
表内は比較を分かりやすくするため、回線利用料だけにしてます。以下の費用は含まれてません。
自分で作っておいてなんですが、ここは注意が必要です。
- 消費税:10%
- 端末代:0円~20,000円ほど
- ユニバーサル料:2円
- 端末補償:300円(任意)
- 公衆LAN:362円(任意)
- LTEオプション:3年契約は0円
- クレードル:3500円~4000円(W06にクレードルはない)
えっ?5000円って請求額高っ!
WiMAXはオプションや広告の見落としが多く、「えっ?5000円って請求額高っ!」っとなることがしばしばあります。
ここに注意点をまとめているので参考にどうぞ。
実際の請求明細
請求明細(GMOとくとくBB)
割引総額 39,720円!
僕の会員ページの請求明細ページのスクショです。契約は約2年前で2年契約でした。当時、一番安かったのがこのプラン。
現在、2年プランは無くなり3年プランのみになっています。
請求額は毎月3680円。
僕は、オプションには一切加入してないので、請求項目は、ギガ放題の利用料とユニバーサルサービス料のみです。
端末補償はクレジットカードの携行品補償で入ってます。
これに対し、以下2つの割引が適用されています。
割引額 | |
おトク割キャンペーン割引(au) | -645円 |
月額料金特別割引(au) | -1010円 |
合計 | -1655円 |
2回目の更新なのでキャッシュバックはありませんが、この2つの月額割引きの存在が大きいです。
3年総額で見た場合の割引総額は、
1655円×24ヶ月=39,720円の割引
になります。
ちなみに(au)というのは僕がauユーザーだからということではありません。実際ワイモバイルユーザーなので。
消去法でこの8社に
端末代が有料のプロバイダ。キャッシュバックも月額割引きもしないプロバイダはどうしても高くので、候補からは外れます。
✕:端末代有料プロバイダ
端末代2万円
WIMAXは端末代無料のプロバイダが多いのですが、有料のプロバイダもあります。
価格はおよそ2万円。
端末が有料の会社は選択肢から外れます。
✕:キャンペーンをしないプロバイダ
キャンペーンの傾向
毎回調べていて分かってきたことがあります。
キャンペーンをやるプロバイダとやらないプロバイダがハッキリ分かれていることです。
- 端末代2万円
- キャンペーン(多いとこで3万円)
この2つを合わせると最大5万円近くなります。この2つで消去法すると以下の会社が残ります。
プロバイダ | 端末0円 | CPの有無 |
---|---|---|
Broad WiMAX | 〇 | 〇 |
朝日ネット | 〇 | 〇 |
GMOとくとくbb | 〇 | 〇 |
hi-ho | 〇 | 〇 |
ビッグローブ | △ | △ |
UQ WIMAX | 〇 | 〇 |
DTI | 〇 | 〇 |
カシモWIMAX | 〇 | 〇 |
ココを比較!
今回、絞られたこの8社を比較していきました。
「実際」と「実質」の費用を比較
比較の際は、
実際の費用=(キャッシュバック前の金額)-(月額割引)
口座やクレジットカードに請求される金額です。
端末選び、オプションの要不要は申込時に決めます。
実質の費用=(実際の費用)-(キャッシュバックの金額)
実際に請求されう金額ではありませんが、キャッシュバックを受け取れば実質この金額になります。
この2つを比較すれば、完璧です。
「実際」と「実質」の調べ方
価格コムのサイトが分かりやすいので価格コムを使って説明していきます。
自分で調べるのが面倒という方は、次の項目(4社の比較表最終比較)へ。
実質費用が安いプロバイダ
まずは、実質費用が一番安いプロバイダを調べます。
実際に操作してみたい人は価格コムのサイト開いてください。
「モバイル回線」をタップ
「もっと絞り込む」をタップ
比較条件、「UQWIMAX」「ギガ放題」「持ち運び」をチェック
「3年」>「実質費用が安い順」>「内訳」の順に開きます。
ここで、キャンペーンの金額が確認できます。
また、「3年間の実質費用」の平均額も確認できます。「内訳」をタップ
ここで、「実際の請求額」と「割引内容」が確認できます。
実際の費用が安いプロバイダ
今度は、実際の費用が一番安いプロバイダを探します。
画面を戻って、「毎月の支払い料金が安い順」>「内訳」の順にタップします。
キャンペーンを確認し「内訳」をタップ。
「実際の請求額」と「割引内容」を確認。
最初のキャンペーンにはなかった「hi-ho継続割(330円)」がありますね。この割引が実際の費用を安くしてくれます。
これで、比較に必要な情報がそろいました。
2社の比較表
2社の違いは、
- hi-ho:実際の費用が安い
- GMO:実質の費用が安い
です。表にして具体的に確認します。赤文字が安い方です。
GMO | hi-ho | |
---|---|---|
契約期間 | 3年 | 3年 |
ギガ放題 | 4688円 | 4730円 |
事務手数料 | 1900円 | 0円 |
端末代 | 0円 | 0円 |
月額割引 | 0円 | 330円×24ヶ月(30,808円) |
実際の費用(キャッシュバック前の金額)-(月額割引) | ||
1ヶ月目 | 0円 | 4158円 |
2ヶ月目 | 3969円 | 4158円 |
3ヶ月目 | 3969円 | 4158円 |
4ヶ月目 | 4688円 | 4158円 |
~12ヶ月目 | 4688円 | 4158円 |
13~24ヶ月目 | 4688円 | 4400円 |
25~36ヶ月目 | 4688円 | 4730円 |
(A)3年総額 | 162,096円 | 159,456円 |
3年平均 | 4503円 | 4429円 |
実質の費用=(実際の費用)-(キャッシュバックの金額) | ||
(B)キャッシュバック | 32,020円 11ヶ月後 | 24,200円 2ヶ月後 |
3年総額(A-B) | 130,076円 | 135,256円 |
3年平均 | 3613円 | 3757円 |
GMOの方が3年総額は安く。hi-hoの方が毎月の支払が安いことが分かります。
ポイント
ポイントだけまとめると分かりやすいです。
GMO | hi-ho | |
---|---|---|
■実際の費用 | ||
平均 | 4503円 | 4429円 |
総額 | 162,096円 | 159,456円 |
■実質の費用 | ||
平均 | 3613円 | 3757円 |
総額 | 130,076円 | 135,256円 |
こうやって条件を合わせ、各項目を徹底的に比較していきます。
キャンペーン広告はココをチェック!
「実際の費用」の確認方法
他のプロバイダは、キャンペーン広告から収集します。
キャンペーンページの確認手順です。
キャンペーンページを下にスクロール
ここに記載の月額が、「実際の費用=(キャッシュバック前の金額)-(月額割引)」になります。
若干、見た目が違うこともありますが、どの広告も同じような表記があるのでわかると思います。ちなみに、37ヶ月目以降の金額が本来の金額です。
キャッシュバックの金額の確認方法
キャッシュバックは、どのページでも目立っているのですぐに確認できます。
キャッシュバックキャンペーンの場合は以下の3つを確認します。
- キャッシュバックの金額
- 実際の費用
- キャッシュバックの時期
キャッシュバックキャンペーンページの確認手順です。
まずはキャッシュバックの金額(34,800円)を確認。
次に、実際の請求額を確認します。
ここに11ヶ月後と書いてあります。
キャンペーンの時期は、たいてい小さく記載されています。
PCなら「Ctrl+F」、スマホなら「ページ内検索」で、「キャンペーン」とかで検索すれば早いです。
これを、比較対象のプロバイダ8社、キャンペーンごとに全てチェックしていきます。
- Broad WiMAX
- 朝日ネット
- GMOとくとくbb
- hi-ho
- ビッグローブ
- UQ WIMAX
- DTI
- カシモWIMAX
そして・・・
4社の比較表(最終比較)
冒頭ご案内したGMOの2つのキャンペーンと、価格コムで調べたキャンペーンを並べてみます。
赤文字が最安値を表しています。
改めて、GMOとくとくBBが安いのが分かります。
GMO(価格コム) | hi-ho(価格コム) | GMO(月割引) | GMO(CB) | |
---|---|---|---|---|
契約期間 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 |
ギガ放題 | 4688円 | 4730円 | 4263円 | 4263円 |
事務手数料 | 1900円 | 0円 | 3000円 | 3000円 |
端末代 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額割引 | 0円 | 330円×24ヶ月(7920円) | 783円×36ヶ月(30,808円) | 0円 |
実際の費用(キャッシュバック前の金額)-(月額割引) | ||||
1ヶ月目 | 0円 | 4158円 | 2170円 | 3609円 |
2ヶ月目 | 3969円 | 4158円 | 2170円 | 3609円 |
3ヶ月目 | 3969円 | 4158円 | 3480円 | 4263円 |
4ヶ月目 | 4688円 | 4158円 | 3480円 | 4263円 |
~12ヶ月目 | 4688円 | 4158円 | 3480円 | 4263円 |
13~24ヶ月目 | 4688円 | 4400円 | 3480円 | 4263円 |
25~36ヶ月目 | 4688円 | 4730円 | 3480円 | 4263円 |
(A)3年総額 | 162,096円 | 159,456円 | 122,660円 | 152,160円 |
3年平均 | 4503円 | 4429円 | 3407円 | 4227円 |
実質の費用(実際の費用)-(キャッシュバックの金額) | ||||
(B)キャッシュバック | 32,020円 11ヶ月後 | 24,200円 2ヶ月後 | 2000円 11ヶ月後 | 27,000円 11ヶ月後 |
3年総額(A-B) | 130,076円 | 135,256円 | 120,660円 | 125,160円 |
3年平均 | 3613円 | 3757円 | 3351円 | 3477円 |
表をシンプルにまとめるとこうなります。
GMO(価格コム) | hi-ho(価格コム) | GMO(月割引) | GMO(CB) | |
---|---|---|---|---|
■実際の費用 | ||||
平均 | 4503円 | 4429円 | 3407円 | 4227円 |
総額 | 162,096円 | 159,456円 | 122,660円 | 152,160円 |
■実質の費用 | ||||
平均 | 3613円 | 3757円 | 3351円 | 3477円 |
総額 | 130,076円 | 135,256円 | 120,660円 | 125,160円 |
比較・ランキング編集後記
ほぼ毎回GMOとくとくBBです。どのサイトも、GMOとくとくBB推しです。
ぶっちゃけアフィリエイターが販売できるプロバイダだからと言うこともありますが、それを抜きにして「お得さ」で言うとGMOとくとくBBが一番です。
ただ、この記事では金額の比較ランキングしかしていません。
その他の見通しや落し穴をまとめた記事があるので参考にしてください。
海外にも拠点を持つグローバル企業
GMOはなぜ価格競争力があるのか?
東証一部上場企業で日本を代表するインターネット企業というだけでなく、医療や金融の分野にも進出しグループ企業は連結対象が110社(うち上場企業9社)という大きな会社です。
口座引落プロバイダ4社ランキング
実際の費用ランキング
口座引落ができる会社は限られています。
口座引落可能なプロバイダは4社しかなく、実際の費用でランキングするとこうなります。
DTI WIMAX
ビッグローブ WIMAX
実際の費用ランキング2位
実質の費用ランキング1位
なんですが、端末代(19,200円)がかかるので2位になり、実質の費用ランキング1位はDTIになります。
実際の費用 | 実質の費用 | |
平均 | 3869円 | 3447円 |
総額 | 139,300円 | 124,100円 |
Broad WiMAX
UQ WIMAX
消費税やオプション料金も知りたい
消費税・オプションなど含めた金額を知りたい方は、「「もっと調べればよかった・・・」GMOとくとくBBの【悪い口コミ】まとめ」内にある「えっ?5000円って請求額高っ!」をご覧ください。
対応表
プロバイダ | 端末0円 | CBの有無 | CB前 | CB後 |
---|---|---|---|---|
ビッグローブ | △ (19,200円) | △ (15,000円) | 139,300 (143,500円) | 124,100 (128,300) |
DTI | 〇 | ✕ | 126,670 | 126,670 |
Broad WiMAX | 〇 | ✕ | 128,626 | 128,626 |
UQ WIMAX | 〇 | ✕ | 139,680 | 139,680 |
最安値ランキングまとめ
最終的な7位までのランキングです。
実際の費用ランキング
GMO月額割引きキャンペーン
実際の費用ランキング1位
実質の費用ランキング1位
キャンペーンページを間違わないよう以下のリンクから入ってください。
実際の費用 | 実質の費用 | |
平均 | 3407円 | 3351円 |
総額 | 122,660円 | 120,660円 |
DTI WIMAX
Broad WiMAX
カシモWIMAX
朝日ネット WIMAX
ビッグローブWIMAX
UQ WIMAX
実質の費用ランキング
GMO月額割引きキャンペーン
実際の費用ランキング1位
実質の費用ランキング1位
キャンペーンページを間違わないよう以下のリンクから入ってください。
実際の費用 | 実質の費用 | |
平均 | 3407円 | 3351円 |
総額 | 122,660円 | 120,660円 |
消費税やオプション料金も知りたい
消費税・オプションなど含めた金額を知りたい方は、「「もっと調べればよかった・・・」GMOとくとくBBの【悪い口コミ】まとめ」内にある「えっ?5000円って請求額高っ!」をご覧ください。
WIMAX最大のデメリット「3年縛り耐えられますか?」
主要なプロバイダでは、2年プランがほぼ受付終了しました。
端末の寿命が3年持たない
3年プランには、見落としがちな「落とし穴」が潜んでいます。
- WIMAXのルーター、充電は3年持たない
- 3年目に月額料金が上がる
- 機種変更をすると料金が上がる
こうした問題です。
以下のページでこうしたデメリット対策をまとめています。
ぜひご覧ください。
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