人生を好転させる前倒し術。できる人と出来ない人の根本的な違い

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前倒しは、時間と心に余裕をもたらします。

しかし、効果があるのは分かっているけど簡単ではありません。

どうすれば、前倒しができるようになるのか?

前倒しできる人は何を意識しているのか?

なぜ前倒しできるのか?

それは、状況は主体的にコントロールすることです。

ちょっとしたコツを知れば、すぐにでも実感できます。

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終わりを意識する

生産性が上がる

「この書類まとめといて」と依頼されたときに、「いつまでですか?」と聞く人と聞かない人がいます。

前倒しできる人は、間違いなく聞きます。

聞く理由は、終わりを意識する為です。

終わりを意識するとことで、パフォーマンスが上がります。

前倒しできる人は知っている

夏休みの宿題から学んだ

思い出してください。

「あ~っ 宿題終わってなかった!」

「先延ばし」にしても宿題は消えませんよね。必ずしわ寄せがきます。

これは、社会に出てからも同じなんです。

僕らは夏休みを通して、時間には限りがあるということを体験して学んだんです。

前倒す理由が違う

夏休みの宿題を初日で終わらせるっ!!

その理由はなんでしょうか?

夏休みも人生も全く同じ。

宿題を初日で終わらせたら、夏休みが劇的に楽しくなります。

人生も同じです。

前倒しする理由は、楽しみたいからです。

結局、夏休みも人生も楽しんでなんぼなんです!

さらに、終わりを意識する

ガンという病気は余命宣告されることがあります。

寿命を知ったら?

急な不慮の事故だと、誰とも別れを告げられず、ひとりで死んでいかなくてはいけません。

心残りです。

でももし、寿命がわかる病気だったら?

自分に残された時間をどう使いますか?

時間をかけてじっくり自分と向き合うわないと出てこないかもしれません。

例えばもし、余命が5年と言われたら何をしますか?

やりたいことだけに専念し、必要のないことはやらないでしょう。

では、あなたのやりたいことは何でしょうか?

前倒しできる人とできない人の微妙な差

前倒しできる人とできない人の違いは、「今」の重要さが腑に落ちているかどうか?の違いです。

時間に限りがあること、「今」が大事ということはみんな分かっています。

ただ、腑に落ちている人と落ちていない人がいます。

この微妙な差はどこからくるのか?

自分で終わりを作る

「今」の価値が劇的に変わる

「終わり」を意識するからこそ、「時間がない」ということに気づきます。

当たり前のことを言っているんですが出来ないんです。

なぜか?

与えられた「終わり」だからです。

誰かに与えられた「忙しさ」だからです。

主体性がなく、自分でコントロールできないからです。

大事なのは、自分が主役であることです。

そうすることで、「今」と言う時間の質が劇的に変わります。

与えられた時間ではなく、自分の時間になります。

スティーブジョブズが鏡を見続けた理由

どう在りたいのか?

17歳のとき、こんな文章を読んだ。

「毎日、今日こそが自分の最後の日だと思うようにすれば、いつの日か、自分が正しかったということを確信するだろう」

この文章は、強烈な印象を私に与えた。

スティーブジョブズ

スティーブジョブズはこの日以降、毎朝、鏡の前で「もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?」

と自問を続けたそうです。

前倒しのコツ

実は、前倒しができない人の共通点が、時間の見積もりをしていないなんです。

時間を見積もるクセ

これは、仕事、プライベート関係なく、普段の生活の中でできます。

時間のPDCA

時間のPDCA

出典:Wikipedia「PDCAサイクル」

  • 書類作成時間
  • メール返信時間
  • 移動時間
  • SNSを見る時間 etc

最初は、どのぐらい時間がかかるか計るだけでOK

次回以降もタイマーなどで計って、どのぐらい時間がかかったのか計ります。

これだけです。意外と気づきがあります。ぜひ、色んなことの時間を計ってみてください。

自然と時間の見積もりができるようになります。

これを行うことで、終わり時間が分かってくるので、計画が立てやすくなります。

PDCAとは?

「PDCA」とは、「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」の4つの英単語の頭文字で、「PDCAサイクル」とも呼ばれます。

状況をコントロールする力とは?

終わりが見えない苦しみ

僕が小学生のころ通っていたサッカークラブでの話しです。

「ドベ抜き」というトレーニングがありました(ドベとは最下位、ビリのこと)。

一斉にスタートしグランドを周回しますが、ゴールが特殊で、ドベを抜くまでずっと走り続けなければいけません。

つまり、一周差をつけなければいけません。

みんな早くゴールしたいので必死で走ります。

その中で一周差をつけるのは至難の業です。

ドベ抜きの終わりは2つ。

ドベを抜くか、「終わり~っ!」と言われるまで走り続けなければいけません。

いつ終わるかわからない精神的苦痛。

同じ距離を走るにしても、終わりが有るのと無いのとでは中身が全くことなります。

自分ならやれる

このドベ抜き。スタート直後に、ふたつのグループに分かれます。

  • 一気にドベを抜こうとする者
  • 終わりが来るのを待つ者

これが、「状況をコントロールする」ということです。

早く終わらせるという覚悟。と自分にはそれができるというセルフイメージ。

後者は、状況に流されています。

ちょっと以下の文章を読んでください。

起きている現象は同じでも、中身はまったく別ものです。

  • 「笑われる」と「笑わせる」
  • 「当たって砕けろ」と「当たって砕け」

自分が主体かどうか?

終わる活動

自分がどう在りたいか?

「終活」という言葉知ってますか?

人生の幕を閉じる準備を、生きてる間にやっておこうという活動です。

葬儀や相続はもちろん、大切な人たちに伝えたいメッセ―ジや想いをちゃんと残しておくんです。

中には生前葬を行う人もいるそうです。

そうすることで、心おきなく残りの時間を楽しむ活動らしいです。

「夏休みの宿題みたいだな」と思いました。

人生最後の宿題を終わらせたら、きっと残りの時間は全力で楽しむんでしょうね。

実は僕も、これがきっかけで「終活ノート」なるものを買いました。

まだ、完成していませんが、ひとつひとつ整理し終わらせていくことで、いつ死んでも大丈夫!と思えてきます。

なんかですね、すごく前向きになるんですよね。

とてもおすすめです。

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