企業におけるマーケティングと、個人のブログ運営におけるマーケティングも根本は変わりません。
なので、マーケティングを知ることは役立ちます。
とはいえ、あまり難しく考え過ぎるのもよくありません。
今回、マーケティングをどう捉えればいいのか?
ポイントを絞って、だけども本質をしっかりおさえて、ご案内していきます。
マーケティングとは?
マーケティングって「宣伝・広告」と思いがちですが、そんなに単純ではありません。
マーケティングとはとどのつまりこの3つです。
- 売る物を創る
- 売る場所を創る
- お客様を創る
マーケティングとはこの3つのこと
売る物を創る
そもそも、商品がよければ何もせずとも売れます。極端な話し、マーケティングは不要になります。そういう商品を作ることです。
売る場所を創る
勝手に売れる商品はそんなにすぐできませんでの、プロモーションが必要です。
そこで必要になるのが、店舗やWEBなど売る場所が必要になります。
お客様を創る
商品もできて、売る場所ができれば、後は集客です。
この3つを仕組化することがマーケティングです。
マーケティングの行きつくところは?
マーケティングっていつ生まれたの?
商品が売れなくなったからマーケティングが生まれました。
競合他社がまったくいない状況であれば、勝手に売れます。
競合が出てきたことで、消費者に「選択権」が移ったんです。
結果、競争が生まれ、売れない商品が出てきます。
「どうしようか?」という発想になり。マーケティングが生まれたんですね。
つまり、マーケティングとは「選ばれる」ということです。
最強のマーケティングは「特許」
マーケティングの行きつくところは「新しい価値を作ること」と言えます。
マーケティングの3つの要素の中「売る物を創る」のことです。
「発明」と解釈すると、面白い見方に変わってきます。
発明には、「特許」が付き物です。
永遠には続きませんが、特許は、半永久的に顧客を独占できます。
これはピーター・ドラッカーが言っている、「イノベーション」とも取れます。
企業の第二の機能は、イノベーションすなわち新しい満足を生みだすことである。経済的な財とサービスを供給するだけでなく、よりよく、より経済的な財とサービスを供給しなければならない。企業そのものは、より大きくなる必要はないが、常によりよくならなければならない。
ピーター・ドラッカー著『マネジメント【エッセンシャル版】』マーケティングは最終的に、「商品開発」に行きつきます。
つまり、良いモノ・サービスを作れということです。
一番早いマーケティング手法「お客様の声を集める」
提供側と消費者との間には、埋めようの無いギャップがあります。
マーケティングが難しい原因はここなんです。
僕らは普段、消費者なんですが、提供する側になった途端、消費者としての目線を持てなくなってしまいます。
僕らのの商品・サービスを一番正確に知っているのは、僕らではなく、読者やお客様です。
そういった人たちに意見を伺うことが、最も効率の良いマーケティングになります。
お客様の声から何を見つけるのか?
お客様の声をどう活かすのか?
目的は、ギャップを埋めることです。
これを、商品・サービス開発に役立てます。
例えば、「お客様の声」は、強烈な販売ツールになります。
商品を検討しようとしている人に100人分のお客様の声を見せてあげてください。
消費者にとって、「お客様の声」というのは、最も参考になる情報です。
どんなに優れたセールスマン、どんなにプレゼンが上手な人の話しも、「お客様の声」に勝てるものはありません。
お客様に何を聞くのか?
以下のようなことを聞けるといいですね。
- お客様はなぜ買ったのか?
- 購入してどんな価値を感じているのか?
- どんな使い方をしているのか?
- 満足しているのか?
- 不満はないか?
どういった答えが一番多く返ってくるか?
また、あなたの商品・サービスはお客様にどんな価値を与えているか?
マーケティングのスタートはそこからです。
目から鱗の「マーケティング思考」
「売らない人」をセグメントする
マーケティングとは、イチにも二にも売ることです。
が、逆の発想で売らない人を明確にすることで、「お客にすべき人」が明確になるんです。
時間や、コスト、マンパワーをどこに集中すべきか?
商売を効率よくする為に、この見極めは非常に重要です。
買わない人をセグメントして、その人には売らないと決めるのです。
効率が格段に上がります。一度やってみてください。
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マーケティング業者の餌食にならないように
「マーケティング」という商品は要注意!
鋭いあなたは気づいたかもしれません。
特にWEBマーケティングの業者さんに多いです。
あの手この手で色んな表現を作って、あたかも新しいマーケティング手法が生まれたかのようにセールスしてきます。
でも、知識がないと「そういうもんなのかな?」と、なりがち。
マーケティングってカタカナとかアルファベットが多いんですよね。
- クロスマーケティング
- ダイレクトレスポンスマーケティング
- バズマーケティング
- ウェブマーケティング
- コンテンツ マーケティング
- バイラルマーケティング
- シナジーマーケティング
- マーケティングの4P
- STP
ちらっと挙げただけでもこんなに・・・。
ただし、表現が微妙に違うだけで結局、目的とやることは同じなんです。
個人のブログ運営におけるマーケティング手法
あなたの商品を一番知っているのは?
お客様です。
そして、「お客様の声」を聴いて、この3つを改善していくことが、一番コストとがかからず、かつ、効率の良いマーケティングなんです。
- 売る物を創る
- 売る場所を創る
- お客様を創る
そして、個人のブログ運営においては、Googleアナリティクスや、サーチコンソールで、検索キーワードを見ることで、ユーザーのニーズを読み取ることが可能です。
既に、マーケティングとセットになっています。
とても具体的なリサーチが可能なんです。
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では、今回はここまで!
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