現状維持バイアス、変化(成長)を拒む根本的理由

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今日、同級生で起業している友人と話しをしていました。

内容は、彼のビジネスの現状や今後の展開などについて。

話しを聞く限り、現在抱えている問題はないとのこと。

それはそれで、色々と質問をしてみました。

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現状維持は「欲求」

「何かに挑戦はしないのか?」と質問すると、「トラックを購入したい」と言い出しました。

彼の仕事は移動理容で、介護施設などを回っています。

「トラックの荷台を作業スペースにしてビジネスを拡大させたい。

トラックを持っている移動理容は福岡では少ないので、ブランディングにもなる」

熱く語っていたので。

「なぜ、それをやらない?」

と聞きました。

すると「お金の問題」「融資の問題」という課題が出てきました。

現状維持は「慣れ」

創業時は、色んな不安があります。

全く先が見えない状態。試行錯誤を繰返し、なんとか収入の目処が立ってくる。

どうしても、ひと息つきたくなります。

収入も安定し始めると、どうしても居心地が良くなります。

人は慣れてしまいます。

でも、ずっとは続かない

しかし、それはいつまでも続かない。居心地の良さは、急に無くなる前に、どこかで自ら手放すべきなんです。

でも、人は変化を嫌う生き物。

変化し続けることが大事

生物の進化を、人の成長にあわせて見ると不思議とよく似ています。

ダーウィンの言う通りだなと思います。

「変化」と「成長」は同じ意味。

変化に飲み込まれる人、自ら変化する人。

「トラックを買うときは教えてくれ」と伝えて友人と別れました。

あれから3年経ちましたが、まだトラックは買ってないようです(笑)

「痛み」「喜び」マトリクス

変化には痛みが伴います。

現状を維持することで、その「痛み」を避けられます。

ペインピレジャーマトリクス

でも、現状維持にも痛みがあります。

  • 変化する痛みと喜び
  • 現状維持の痛みと喜び

ペインプレジャーマトリクス

いずれにしても「痛み」が伴うなら、自ら変化、成長した方が、主体的。

コントロールされるより、コントロールした方がものごとは上手くいきそうです。

行動を阻害するもの

ではなぜ、行動に移さないのか?

「漠然」としているからです。

もちろん、ビジネスにおいて言えば、先のことなんて全て不安だらけ、全て漠然としています。

そうではなくて、自分の考えが漠然としているということです。

つまり、自信が湧いてこない。

その為、覚悟、決断ができません。

ではなぜそうなるのか?

それは、その行動や結果を本当に望んでないからです。

心の底から望んでいないからです。

おそらく、「稼ぎたい」ということは心から望んでいると思います。

大事なのは、その理由です。

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