「ブログで稼ぐ」イメージを持ってもらう為、アフィリエイト、「報酬の種類」「報酬単価」「構築の難易度」の3つで分けてみました。
ざっくり、全体像を把握するのに役立ててもらえればと思います。
アフィリエイトとは?
広告ビジネス
自分のメディア媒体に広告を載せます。
契約に応じて、商品が売れたら販売手数料。広告がクリックされたら広告手数料が発生します。
モノ・サービスを販売する、ASP系・EC系と、広告枠を売るGoogleアドセンスの主に3つがあります。
頑張っていると、メーカー・企業から直接声がかかり契約するケースもあり、これを「純広告」と言いますが、最初は考えなくていいでしょう。
プロバイダと契約
審査が厳しい
ASP系、EC系、Googleアドセンスとそれぞれと契約を結ぶ必要があります。
契約と言っても、WEBで申込むだけです。
が、審査があります。
ASP系は、大手は無審査なので問題ありませんが、Amazon、Googleアドセンスは審査が通らないことがあります。
メディア媒体がちゃんと運営されているものがどうかが問われます。
報酬単価
単価は一律ではないので、参考として読んでください。
ASP系アフィリエイト
単価:100円~(商品による)
消耗品など数百円と単価が低いものから、情報商材など単価が高いものは数十万円するものもあります。
人気ジャンル
ちなみに、このジャンルで上位サイトになると月1000万円ぐらい稼いでいます。
- 脱毛エステ
- 医療脱毛
- 一般転職
- 男性用育毛剤
- 光回線
- ワイマックス
- キャッシングカードローン
- クレジットカード
EC系アフィリエイト
単価:10円~(商品による)
ユーザーが購入した金額に対する報酬率になっています。
Amazonで本が売れた例
一番右の紹介料が報酬になります。
Googleアドセンス(クリック課金型)
単価:1円~(オークション制)
ワンクリック1円というのが巷の情報ですが、ワンクリック1円は高い方というのが僕の感覚です。
単価、構築方法、難易度の図
アフィリエイトの種類 | 報酬単価 | |
ASP系(A8.net バリューコマース) | 高(数百円~数万円) | 契約や販売ごと |
EC系(Amzon 楽天) | 中(数円~数百円) | 販売ごと |
クリック広告(Googleアドセンス) | 低い(~数円) | 1クリック |
報酬の種類
ASP系フィリエイト
- 報酬タイプ:販売手数料
- 報酬単価:高
成果報酬型で得られる販売手数料です。
野菜の流通で例えると、
- アフィリエイター:八百屋
- ASP:青果市場
- メーカー:農家
となります。
ASP(バリューコマースやA8.net)とはアフィリエイトサービスプロバイダーの略です。
商品を売ってもらいたいメーカーや販売店がASPに広告主として登録し、アフィリエイターは、メディア会員としてASPに登録します。
両者の間を取り持つASPのサイトには、広告主の商品が、メディア会員(アフィリエイター)さん向けに掲載されています。
その数、ジャンルは多岐にわたります。
そこに流通するモノであれば、化粧品も家電も何でも売れます。
百貨店誘導型アフィリエイト
- 報酬タイプ:販売報酬
- 報酬単価:中
Amazon・楽天・セブンネットYahooショッピングなどへ誘導(クリック)し、何でも良いので何か買ってくれれば報酬が発生します。
個別商品販売型アフィリエイトとの違いは、何を売るか(攻め)?ではなく、何が買われるか(待ち)?というスタンスの違いです。
特徴は、ユーザーが、アフィリエイターのアフィリリンクをクリックした履歴はブラウザに残ります(クッキーと言う)。
なので、その時買わずにパソコンを閉じたとしても、一定期間内に買い物してもらえれば、どのアフィリエイターのアフィリリンクかを後からちゃんと紐づけてくれて成果になることです。
自分の買い物体験を記事にして紹介しレビューを書くだけで、パート収入ぐらいの収入を得ている人は多くいます。
ちなみに、世界で初めてのアフィリエイトプログラムは、この誘導型のアフィリエイトでした。最初に始めてたのは、Amazonで、日本ではバリューコマースが最初です。
クリック課金型アフィリエイト
- 報酬タイプ:クリック課金
- 報酬単価:低
主にGoogleアドセンスのことを言います。
個別商品販売型アフィリエイトと並んで有名なアフィリエイトです。
なんか広告が追いかけてくる~!
と感じたことないですか?
あなたが検索したときのキーワードに関連した広告が、ブラウザのどこかに表れて追いかけてくる仕組みになっています。
ユーザーの関心事に関連した広告が表示されるようになっていて、クリックされやすくなっていますが、自分ではそれを選べません。
スマホだと、つい指が当たってしまって意図しない広告が表示されたり、「何だよ!」と思いますよね。
実は、それで報酬を得ている人がいるんです。
使用するメディアと構築の難易度
SNS
難易度:低
一番簡単です。
まずはASPに登録し、Twitterやフェイズブック、インスタグラムなどに自分が使用した商品のレビューを書いて、そこにアフィリリンクを貼るだけです。
ただし、アフィリエイトの投稿については各SNSによってルールがあります。
SNSという場を借りているわけなので、ルールに従うのは当然です。
また、簡単だからこそライバルだらけです。やるのは簡単でも売るのは簡単ではないと思います。
無料ブログ
難易度:中
WEB知識は不要です。アメブロやはてなブログなど。
最近、アメブロでもアフィリエイトができるようになったようです。(Ameba公式アフィリエイト)
- 楽天
- ユニクロ
- amazon
今のところこの3つのアフィリエイトができるようです。
はてなブログや、FC2ブログなどは昔からアフィリエイトに活用されています。
SNSアフィリエイトより、自由度も高くカスタマイズの方法なども、たくさん公開されています。
カスタマイズの際は、若干のWEB知識があると楽です。
有料ブログ
難易度:中
アフィリエイターの多くがWordpressを使ってます。
有料ブログの代表格は、Wordpressです。世界シェアも33%(W3Techs)とNo1です。
無料ブログとの違いは分かりやすいところで言うと・・・
- 自分でサーバーを借りる
Xサーバーで年12000円ぐらい - 独自ドメインが使える
https://●●●.com とか。オリジナル感があり、自分ブランドにもなる
ただ、難易度で言うと、そんなに変わりません。
僕は、プログラミング言語(HTMLやPHP、Java)などWEB知識は皆無です。
以前、アメブロやってましたが、カスタマイズのしやすさで言うとWordpressの方が簡単に感じます。
なぜWordpressが良いのか?
家で例えると注文住宅か?建売住宅か?
アフィリエイトをする上で、無料ブログより優れているのかと言うと、正直、僕は何とも言えません。
多くのブロガーがWordpressを使っているのは事実です。
その多くの人が、アメブロは特にやめた方が良いと言っているの事実です。
- 無料ブログは色んなルール、規制があってやりにくい。
- 多くのSNSが生まれては消えていったように、サービスが無くなる可能性もある。
- SEO的な課題もある。
アメブロ反対派の意見をまとめるとこんな感じです。
僕も、有料ブログ派なんですが、僕の中に他人を説得できるほどのロジックは持ち合わせてません。
僕が、アメブロからWordpressに変えた理由は・・・
- 参加していた集客塾がアメブロ推薦だったが、主宰者と折合いが悪くなった。
- 自分オリジナルのドメインを使いたかった。
- アフィリエイトをしたかった。
当時のアメブロは何もできなかった - 何となくカッコ良さそう。
この程度で、この中で絶対的なものと言えば、アフィリエイトぐらいです。
制限はあるにせよ、現在は、多少のアフィリエイトが可能です。
ではなぜ僕がWordpressを使っているか、改めて考えてみました。
すると・・・
- オリジナル感が出せる。
- 自分のブランドが作れる。
というWordpressの誰もが認めるメリットと・・・
- 使ってて楽しい。
- 直観的に使える。
僕は、このふたつが大きいように感じました。
使ってみてわかったという結果論なんですが、直観的に自由にカスタイマイズできるのって楽しいんですよね。
それだけか?
と思うかもしれませんが、「楽しい、直観的」というのは継続が難しいブログ運営上、めちゃくくちゃ大事な要素だと思ってます。
カスタイマイズって言っても大したことしてないですよ。
TOP画像を色々変えたり、画像の上に文字書いたり、微妙なリサイズだったり、ボタンの種類がたくさんあったり、ホーム画面を自由に配置したり・・・
それだけかもしれませんが、これは、「僕のモノだ!」という感覚が、アメブロより遥かに上回っています。
違いを、「家」で例えると・・・
- アメブロ:既に建設された状態で買う建売住宅
- WordPress:建築家と相談しながら建てる注文住宅
良い悪いは置いといて、こだわり、思い入れは後者の方が間違いなく大きくなります(実はこれがすごく大事)。
オープンソースのメリット
プラグインというカスタム機能が豊富
WordPressの良いところは、オープンソースというところ。
WordPressには、後から選んで付け加えられるカスタム機能がたくさんあります。
多くの有志がWordpressの使用者の為に、自らの知識と経験と時間を使って作成し無償提供しているんです。
この機能のことをプラグインと言います。
このプラグインのおかげで、プログラミング言語が全く分からない人でも、高度なカスタマイズが、ドラッグ・安堵・ドロップでとても安堵に簡単に可能なんです。
実に、直観的に楽しみにながらカスタイマイズできます。
YouTubeチャンネル
難易度:高
子どもも大好きユーチューバー、センスが全て。
位置づけ的にはSNSと同じかもしれません。動画の情報量は圧倒的に多く、見る人を楽しませます。
それだけ、メディアとしての価値が高いです。
一方で、内容が過激になりすぎという問題もあり、チャンネル登録者数が1000人にならないと収入が発生しないようになっています。
少し参入障壁が上がりました。
影響が大きなメディアは、当然公共性も問われ始めます。
「過激なユーチューバーを野放しにしていいのか!?」という意見も多いようです。
そうなれば、規制はさらに強まるかも。
今後、コンプライアンスなどもユーチューバーに求められるかもしれません。
そういった意味でも、難易度は高いです。
だからこそ、やる価値もあると言えます。
メルマガ
難易度:高
メルマガはファンクラブです。
WEBメディアをリアルなメディアに置き換えて考えると・・・
- SNS:フリーペーパー
- 無料ブログ:雑誌・新聞など全国紙
- 有料ブログ:自分が発刊している雑誌
- youtube:自分の冠番組
- メルマガ:ファンクラブ
ユーザーと最も距離が近いのが、ファンクラブです。
サテライト機能としてSNS、youtube、を使って情報を発信し、情報がストックされているブログへ誘導。
ブログを読んで、「面白い。為になる。」
そう感じてもらえれば、メルマガに登録するかもしれません。
もちろん、メルマガを解除する人もいれば、読み続ける人もいます。
読み続ける読者はあなたのファンと言っていいでしょう。
メルマガ読者を有するには、セールス感覚、コミュニケーション能力、ライティングスキルなどそれなりのスキルが必要です。
現時点で、おそらく最も安定した成功を収めているのが、メルマガアフィリエイトかと思います。
特に、安定という意味で。
まとめ
簡単な表にしてみました
アフィリエイトの単価・構築方法・難易度の表
個別商品販売型 | 百貨店誘導型 | クリック課金型 | |
---|---|---|---|
使用メディア | ・Wordpress ・youtube ・はてなブログetc ・メルマガ ・SNS | ・Wordpress ・youtube ・はてなブログetc ・メルマガ ・SNS ・アメブロ | ・Wordpress ・youtube ・はてなブログetc |
報酬単価 | ・高 商品による | ・中 商品による | ・低 オークション制 |
難易度 | ・高 | ・中 | ・低 |
提携先ASP | ・A8.net ・バリューコマース ※他にも商品、ジャンルに応じたASPがあります。 | ・Amazon ・楽天 ※Amazonは審査が厳しく通らないことも。A8.net、バリューコマースなどASPを通して販売も可能 | ・Googleアドセンス |
アフィリエイトの何がスゴイのか?
モノ・サービスの売れ行きは認知度に比例します。
現時点で最も大きな影響を持つメディアは、テレビCMでしょう。
しかし、広告料がものすごく高いです。
ガラケーの時代、ネットの影響力はそれほどありませんでしたが、スマホの登場によってメディアの地殻変動が起きました。
マスから個人へと情報の発信震源地が変わったんです。
わざわざ高いお金をかけてテレビCMを打たなくても、成果報酬で売れた分だけの広告料を払えば良い。
多くのフォロワーを保有する影響力のあるインフルエンサーであれば、数人雇うだけでも大きな販路になります。
テレビCMとくらべ、費用対効果が比ではなりません。
今回、いくつかの切り口でアフィリエイトを見てきました。
方法や使えるメディアはいくつかあります。
どれかひとつではなく、ブログを軸にして、他のメディはサテライト的に使う方法をと取るのが一般的です。
ただ、アフィリエイトは継続しなければ成功はありません。
大事なことは、継続する為の工夫です。
そして、大事になるのがオリジナリティです。
そういった意味でも、Wordpressで独自ドメインを使ったブログ運営を僕はおすすめします。
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