そもそも、人間の集中力は15分しか持たない(という研究結果がある)のをご存知ですか?
モチベーションも集中力も、ずーっと保ち続けることは誰にとっても難しいことなんです。
「この記事を読めば解決しますよ」と言いたいとこですが、正直なところこの苦労はずっと付きまといます。
でも、苦にならないコツがあります。
それは、慣れと習慣化、そして効率化です。
毎日、歯を磨くのと同じぐらいにまで習慣化させ、複雑な作業を可能かなぎりシンプルにさせることです。
まず、捉え方を変える
ブログは家事だ!
毎日の献立とブログは同じ
ブログで成功する人はほんの一握りです。
言い換えると、書き続けられる人がほんの一握りということ。
逆に言えば、成功要因の中で最も重要なことは書き続けることなんです。
多くの人が隙間時間でブログをやっていると思いますが、ブログをどう捉えてますか?
仕事?趣味?副業?家事?
僕は家事が一番近いと思っています。
ブログを書き続けるということは、仕事が終わってからの毎日の夕飯の準備と、とても近いものがあります。
ビジネス面から言っても家事が一番近い存在です。
掃除、洗濯、食事の支度。
これをマーケティング上にのっけるとビジネス(家事代行サービスなど)になります。
結果、副業にもなるし、趣味にもなるし、仕事にすることも可能です。
ブログってこれに一番近いと思います。
モチベーションが下がる5つの要因
挫折要因ベスト5!
- 時間がない
- ネタがない
- 方向性が定まらない
- 結果(先)が見えない
- 何をやればいいか(どうすればいいか)分からない
僕は、ブログを途中で挫折した人、もしくは挫折しそうな人の相談に乗ることがあります。
上記は、相談に来る人たちの相談内容の上位5つです。
これらの対策を考えていきましょう。
15分活用法
パソコン作業は5:思考が5
今回ご紹介するのは僕が編み出した15分活用法です。
と言っても簡単なんですけどね。
毎日、夕飯の準備をするとしたら考える時間も含め隙間時間をうまく活用しないといけません。
ブログも全く同じです。
15分が無理なら、5分でも1分でもいいです。
まずは、ブログのことを考える時間を割いてください。
思考時間は、場所と時間を選びません。
そして、記事を書く作業を大きく3つに分けましょう(括弧内は夕飯段取りのイメージ)。
- リサーチ&記事のフレームワーク(献立決め&仕込み)
- ライティング作業(調理)
- 公開後の拡散&リライト(熟成)
記事を書くと言っても、実際のパソコン作業は全体の半分程度で、ほとんどの時間は考える時間です。
調理もそうですよね。
調理自体は全体の半分もありません。仕込み段取りが半分以上です。
そして、迷いを極力なくすために考える項目は毎回同じにします。
そうすることで考える時間も少なくできます。
夕飯の献立も月曜はカレー、火曜はカレーうどん、水曜は〇〇、木曜は▲▲・・・
というように毎週同じパターンでいいなら相当楽です(わが家はそんな感じ)。
この思考時間内に記事のフレームワークまで終わらせ、ライティング作業を単純化することで劇的に効率が上がります。
15分活用法実践編
リサーチ&記事のフレームワーク
まず、何について書こうかな~・・・と、ゆる~い思考からはじまります。
そして、パソコンを開いてサジェストツールで、キーワードをひとつ、ふたつ選定。
次に、キーワードプランナーを使って検索ボリューム順に並び替え、リストを眺めながら、自分が書けそうなキーワードに的を絞ります。
料理で言うなら冷蔵庫の残りを使って今日の献立を決める感じかな?
選定したキーワードを使って検索をかけていきます。
他のブログの記事を読んだりして、記事に肉付けする情報のイメージ、記事の構成イメージを固めていきます。
情報集めが終われば、「見出し」のみを使った文章構成、記事のフレームワーク(全体像)を完成させます。
考えることは、どういう順番で情報をつなぎ合わせればユーザーに分かりやすく伝わるかです。
この段階で記事の70%は完成しています。
フレームワークの重要性
全体像(フレームワーク)が無い状態で記事を書き始めるのは、ゴールのないマラソンのようなものです。
どこに向かって走ればいいか分からず迷走してしまいます。これは相当時間の無駄です。
フレームワークはライティングの迷走を防いでくれて、記事を客観視できるという役割があります。
ライティング作業(パソコン作業)
パソコンで行う作業は、文字の装飾、読みやすくするための見出しの追加、アイキャッチ画像、タイトルの修正etc・・・
また、スマホで見ながらの改行や誤字脱字、文章の修正etc を何度か繰返し。
この段階で記事の95%は完成しています。
ある程度完成したら、いったん作業は終了。明日の朝、改めてこの記事を読み返します。
料理で言うなら、最後の味付け。もしくは、2日目のカレーの味に期待。みたいな感じかな。
一度書いた記事は最低1日は寝かせることをおすすめします。
ライティング中はどうしてもライター目線で記事を見ています。
なかなかユーザー目線で見れないもんです。
ですが、1日置いて見てみると、前日には気づかなかった文章の違和感や、分かりづらさが不思議なぐらい気づけます。
なので、時間がある人もこのやり方をおすすめします。
ある程度納得できれば記事を公開します。
記事をどの段階で公開するか?
ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう。
by ウォルト・ディズニー
なんつって。
まぁでもホントです。記事をどの段階で公開するかは、どこかで納得を手放さないといつまでたっても公開できません。
僕は結構、全然完成してない下書きの段階でも公開したりしています。
WEB制作会社がクライアント企業のサイトを下書きで公開しちゃまずいですけど、自分のブログなんで誰も文句言いません。
公開後の拡散&リライト
ライティングが終わったら公開ですが、その後、サーチコンソールでインデックス登録、SNSでの拡散、アナリティクスで数値を見ながら数ヶ月後まで記事を寝かし熟成させリライトをかけていきます。
実際に結果が見えるのは数ヶ月後です。
数ヶ月経たないと出来栄えが分からないとこや、熟成させるところなんかは味噌づくりに似ているかもしれませんね。
全ての作業が15分では終わりません。その場合は、自分でキリのいいところを見つけて作業をストップしていきます。
最後に
特別なスキルはない
ブログを書くモチベーションと、筋トレは似てます。
重いバーベルを持って延々とスクワットをするのはツライですが、筋肉が付いて重さに慣れてくれば、より楽に長く続けることができます。
ブログも同じでライティングの筋肉を鍛える必要があるんです。
筋肉もトレーニングしないとすぐ衰えます。だから習慣化して継続することが何より大事なんです。
何か特別なスキルを期待してた人には申し訳ないのですが、こればっかりはいくらお金を積んでも特別なものは出てこないと思います。
さて!
「ネタがない」についても書きたかったんですが、疲れたのでこのぐらいにしときます。
- 時間がない
- ネタがない
- 方向性が定まらない
- 結果(先)が見えない
- 何をやればいいか(どうすればいいか)分からない
「ネタがない」についてはまた次回!
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