どれだけ、強くコミットし、自分を犠牲にし、身を削って頑張っても、目標達成しないのは、コミットの仕方が間違っているから。
コミットするのは目標ではなく、目的です。
コミットは、しなてもいい
何にコミットするかが大事
僕が営業の会社に入った頃の話しです。
営業会社には当然、ノルマがあります。
自分で目標を立て、コミットします。
営業会社であれば、どこにでもあることです。
ただ、僕は、その目標を自分に置き換えて捉えることが、全くできず、いつも目標達成でkない、ダメ営業マンでした。
ノルマという「圧力」は、水圧のように感じて、押しつぶされていました。
与えられるものと、自分の中から湧いてくるもの
本当の意味でのコミット
自分をごまかし、心の声を無視し、上っ面のコミットをしていました。
違和感を感じながらも、そんな自分を正当化しながらも、上手に溶け込む。それが、社会人です。
周囲の人たちを見て、そう学びました。
でも今、当時のことを振返ってみて、ふと思ったんですが、僕は、果たして自分の人生にコミットできていたのだろうか?
もしかすると、他の人たちは、人生の目的をちゃんと持っていて、この会社はあくまで通過点。
もしくは、プライベートや、僕が知らない世界で、充実した生き方をしていたり・・・
自分の中にある源泉
当時の僕は、コミットする人達を冷ややかな目で見ていました。
でも、今思うと、見えてなかっただけかもしれません。
僕の中には無かった、自分の中から湧いてくるもの。
これをやりたい!
これを達成したい!
やらずにはいられない!
というもの。
与えられるものではなく、言われるものでもなく、コミットすることでもない。
自分がやりたいからやる。褒められなくとも、認められなくとも良い。
そういうもの。
当時の僕にはなかったんですが、コミットしていた人達には、あったのかもしれません。
自分を見失う
自分の中から何かが沸き起こるものが無ければ、無理にコミットはしないほうがいいと思うんです。
僕はずっと自分の気持ちに嘘をついていました。
自分の気持ちに嘘をついて、コミットを続けるのは良くありません。
なぜ、そう思うかと言うと、僕はその後完全に自分を見失ってしまったからです。
周りに合わせることが正しいと言い聞かせ、そうしてきました。
自分を抑え、我慢するのが社会人だと。
でも、僕はただ、自分の気持ちに嘘をついていただけ。
自分に嘘ウソをつき続ける、といつしか自分を見失います。
目標じゃなく目的にコミット
なぜ、こうなったのか?
僕に無かったのは、「目的」です。
目的とは、目標の先にあるもの。
目的のない目標は空っぽです。
コミットすべき目的
コミットすべきは、以下のことです。
- 自分は何になら覚悟を持てるのか?
- 自分は自分の人生に何を望んでいるのか?
- 自分はどんな自分で在りたいのか?
こういった明確なものがないと、努力が苦痛になります。
逆に、目的が明確になると、目標を達成することが、やりがいになります。
小さな違和感
「何か違う」という、しっくりこない感覚があるなら、それを無視してはいけません。
自分に嘘をついて進んでも、そこに本当のゴールはないからです。
では、今回は以上です。
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