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自分の武器とは、パーソナルブランドです。
そして、ブランドを構築するには、「信頼」を得ます。
信頼を得る為に「約束」「期待」に応え続けます。
そして、もっとも重要なのは、「継続」であり、その為に必要なものが「自分への約束」
では、詳しく見ていきましょう。
自分の武器の条件
継続できること
物事を達成する為に必要なものは、継続です。
継続に焦点を当てていくと、自分の武器の条件が見えてきます。
継続できること
- 楽しくやれる
- 呼吸するように無意識レベルでやれる
- 無心になれる飽きが来ない
- 時間が経ってもできる
こういったものです。
No1じゃなくてもいい
現時点で、自分より優れている人がいても、それは何の問題でもありません。
最初からNo1の人なんていません。
その人より上にいくまで、継続できる力があるかないか?
ここが最大のポイントです。
自分の武器は経験の中
最も時間を割いてきたことは?
この作業は人生の棚卸です。
- あなたのエネルギーが高まることは?
- あなたの知識欲をくすぐられることは?
- 今のあなたのベースとなっているスキルまたは経験は?
- 子供のころから今までどんなことに時間を使ってきましたか?
- 子供のころから今までどんなことにお金を使ってきましたか?
これまで、あなたという資源を何に使い、何を生み出してきたか?
今、あなたの血となり、肉となっているものは何か?
じっくり考えてみてください。
自分の武器とは「こだわり」
「オタク」になれること
こだわりには、根拠のあるなしに関わらず、「自信」がベースにあります。
「いや、これは何か違う」
「何となく違和感がある」
こうした、何となくという感覚があったり、それだけは譲れないというもの。
きっとあなたの中にもあるはずです。
「それに関しては、ヤツに頼めば間違いないよ」
周囲から、厚い信頼を置かれます。
自分の武器の定義
「じぶんの武器」とは強み、長所とも言えます。
そして、「信頼」と密接な関係があり、「信頼」と「期待」は表裏一体です。
そして、「約束」とそれを果たす「覚悟」も必要です。
武器を使う目的
自分の武器、強み、長所を何の為に使うかが明確になると、自分の武器が明確になってきます。
プラスのネジを外すのが目的なのに、マイナスドライバーを使ってもダメですよね?
- 恋愛の為
- 出世の為
- 誰かの為
得たい結果は人それぞれですが、そこにはある共通点があります。
信頼を得る為
信頼=約束
その共通点とは「信頼」です。
よくよく考えると、全ての物事が信頼の上に成り立っています。
仕事・ビジネス・恋愛・コミュニティ・家族・人間関係 お金 etc
信頼を得ることができれば、多くの事が上手く進みます。
まず、知っておくこと。
自分の武器は信頼を得る為のものだということです。そして、「信頼」はどうやれば手に入れられるのか?
「約束」を守ることです。
約束を果たすと信頼を得ることができます。
自分の武器で手にするのは決して「勝利」ではなく「信頼」です。
ここを間違わないでください。
信頼=ブランド
国際社会で「日本ブランド」という言葉があります。
家電や自動車など、日本の製品はモノづくりの世界で、性能、耐久性、安全性など、消費者からの期待に答え続けました。
その結果、国際社会において日本ブランドが確立されました。
企業で言えば、
- 「すきや」はどのお店に行って同じ味
- 郵便局は、だいたい近くにある
- ニトリの家具はお値段以上
- プラダのバッグを持っているだけで
個人においても同じです。有名・無名も関係ありません。
- アイツがいると雰囲気が和む
- ミステリー小説は東野圭吾
- 4番バッターへの期待
- ソフトバンクの孫さんは何かやる
- あそこのラーメン屋の味
- 保険の担当の○○さんは物知り
- 車のことはアイツに聞け
- パソコンで分からないことはアイツに聞け
パーソナルブランドという言葉があります。
自分の武器とは、まさにパーソナルブランドのことです。
信頼=期待
この場合、約束とは周囲からの期待とも言えます。この期待に応え続けることです。
その為には、自分が何を求められているかを間違えると「期待外れ」になってしまいます。
仕事において、スピードが求められる場面で丁寧な仕事をする。
組織において、リーダーシップが求められる場面で下手な気遣いばかり。
恋愛において、強さを求めているのに優しさばかり。
しかし、全ての期待に応え続けるのはムリです。
ひとつに絞る
なので、何ひとつに絞る必要があります。
器用貧乏が一番ダメ
つまり、「やらないこと」も同時に決める覚悟が必要です。
全ての場面で結果を出すのはムリです。
「良い人」になってはダメです。
「良い人」は全ての期待に応えようとします。
これは、絶対やってはいけません。何かひとつに絞ってください。
「選択と集中」です。
何をひとつに絞り、そこに全てを集中させます。
だからこそ、結果を出せます。
ゼネラリストではなく、スペシャリストを目指します。
自分の武器の重要要素
Win-Winであること
期待に応え続けることを「誰かへの約束」とします。
この「誰かへの約束」と、「自分への約束」が一致している。
これが、最も重要なことです。
人間関係6つのパラダイム
Win-Winとはこういうことです。
- Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれの当事者が欲しい結果を得ること
- Win-Lose:自分が勝ち、相手は負ける。または、自分だけ勝つ。相手を蹴落としてなんぼの世界
- Lose-Win:自分が負けて相手が勝つ。相手が幸せになるならば、自分は常に踏み台でかまわない
- Lose-Lose:相手が負けて自分も負ける。相手に勝たせるくらいなら足を引っ張って共倒れしたほうがマシ
- Win:自分の勝ちだけを考える。自分が勝てば相手がどうなろうと知ったことではない
- Win-Win または No Deal:Win-Winの合意、または取引条件に至らなければ、取引しないことに合意する。妥協するくらいなら白紙に戻す
出典:http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-23.html
自分への約束とは?
ここで、明確にしないといけないものがあります。
「自分への約束」です。
自分への約束とは、あなたが自分の人生に望んでいるものです。
下の図を見てください。
Win-Win
「誰かへの約束」と「自分への約束」が一致すると、誰かへの約束は「貢献」になります。
例えば、飲食店では美味しい料理を提供することが貢献です。
美味しい料理はお客様を喜ばせます。
「ご馳走様!」「ありがとうございました!」こうした触れあいは、エネルギーに変わります。
その結果、お店が繁盛します。
貢献することで自分にも返ってくる状態。
Win-Winです。
これが、継続の力になります。
Lose-Win
日本には「自己犠牲」という文化があります。
自分を犠牲にすることが美徳とされます。
「誰かへの約束」を果たしても、何も得られない。
もしくは、自分が自分の人生に何を望んでいるのか分からない。
2つのバランスが崩れ、「誰かへの約束」が重くなったとき、それは「義務」になってしまいます。
これでは、継続できなくなります。
例えば、「サービス残業」や「お客様は神様」ですという訓え。
働くこと自体、喜ばしいことです。
しかし、その目的が失われたとき、単なる義務になってしまいます。
自分にとってのWinは何か?
Winと言っても勝ち負けではありません。
あなたは、自分の武器を手にし、何をしたいのか?
会社、組織の目的ではなくあなた自身の目的です。
あなたの人生の目的は何ですか?
ここは、一度わがままになって考えてみてください。
この記事に色々まとめています。
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最後に
さて、今回は自分の武器の定義についてお話ししました。
まとめると、
期待にこたえ続けることを周囲に約束し続けること。
その結果、得られる(パーソナル)ブランドであり、その約束は自分への約束と一致していること。
では、また次回!
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